予防接種
当院では、お子さんの健康を守るために「適切な時期に適切な種類の予防接種を決まった回数接種する」ことが大切だと考えています。
予防接種を受けるだけで必ず病気を防げるわけではありませんが、予防接種を受けていただくことで感染や重症化を防ぐことができる病気はたくさんあります。例えば、生まれて間もない赤ちゃんが、肺炎球菌やインフルエンザ菌、百日咳などに感染すると、時には死亡したり、後遺症が残ってしまうこともありますので、生後2ヶ月を過ぎたら早めに予防接種を受けることをお勧めしています。(百日咳のワクチンは3か月以降になります)
親御さん自身が接種してただくことで赤ちゃんへの感染を予防できる感染症もありますので、一度ご相談ください。また、定期接種以外の予防接種(三種混合、ポリオ、狂犬病など)についてもお気軽にご相談ください。
新型コロナウイルスワクチン接種
新型コロナワクチンの特例臨時接種(無料での接種)は、令和6年3月31日で終了しました。詳しくは、川崎市公式サイトにて最新の情報をご確認いただけます。
HPVワクチンについて
HPVワクチンキャッチアップ接種の期限が迫っています! 令和7(2025)年3月まで。
女性の多くがHPV(ヒトパピローマウイルス)に“一生に一度は感染する”といわれています。たとえ感染しても、ウイルスは自然に消えてしまう場合が多いですが、一部の人は“子宮頸がん”になってしまいます。日本では毎年約1.1万人の女性が子宮頸がんになり、約2,900人の女性が亡くなっています。また、患者さんは20代から増え始めて、30代までにがんの治療で子宮を失ってしまう人が約1,000人います。将来の子宮頸がんを予防するために、日本では小学校6年~高校1年相当の女の子を対象に、子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチンの接種を提供しています。(カナダ、イギリス、オーストラリアなどでは女の子の8割以上がワクチンを受けています。)当クリニックでもHPVワクチンが接種できますので、接種をご希望の方や、内容を詳しく知りたい方は、いつでもご相談ください。
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●関連サイト
ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種及び子宮頸がんページ [New]
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
動画:子宮頸がんは予防できる病気です(静岡県小児科医会予防接種協議会)